|
漢字「志」から派生したひらがなの一種である24px(し)は、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降の学校教育で用いられていない変体仮名に分類されるものである。 現代日本では、変体仮名は看板や書道など限定的な場面でしか使われていない〔#築島1981、pp.352-353。〕。しかし、それ以後でも例えば1932年に刊行された『大言海』には1891年に刊行された『言海』に引き続き、「し」で始まる見出しに「16px」が使用されている。 24pxはまた、しるこの表記に使用されることもある。特に、三重県桑名市や大分県中津市の銘菓である蛤志るこや、同じく桑名市の名物しぐれ蛤には24pxが用いられる場合がある。武蔵屋総本店〔(中津市)〕玉川軒老舗〔(桑名市)〕は「蛤24pxる24px」(24pxは「古」の変体仮名)、伊勢志ぐれ(桑名市)は「24pxぐれ」など。ただし、亀良菓子舗のように、漢字で「蛤志るこ」などと表記する場合もある。 == 画像 == File:Hiragana_SI_01.png|拡大図 File:Hamaguri shiruko.jpg|桑名市の名産品、蛤志るこ File:Namazu-e.jpg|鯰絵、しんよし原大なまづゆらひ(志んよし原大奈ま津゙ゆらひ) == 脚注と参考文献 == * 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「し (志の変体仮名)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|